ごきげんよう、サイコです。
2月になりましたね。夏コミの申し込み開始です。
余裕だと思っている直前に慌ててしまうのが常。
なにせサイコさんにとっては初めてのサークル参加申請です。
13時にパソコンの前で待機して13時の受付開始と同時に申し込みました。
おそらく初めての申し込みでの難所はサークルカットをどうやって作るのか。
Circle.msのコミケオンライン申し込みフォームでテンプレートをPNGファイルでダウンロード出来ますが、意外なことに透過処理のされてないファイルです。
(PNGファイルは透過情報=背景が透けている状態が作れるファイル形式。)
このテンプレートを使って、コミケのサークルカットを作る手順を説明します。
透過処理をしてサークルカットを作成
使うソフト
Adobe Photoshop Elements
選択範囲の自動選択が出来るソフトなら、Elements以外のソフトでも今回の方法が使えます。
作成手順
1. PNGファイルをダウンロード
コミケのオンライン申し込みフォームからPNGファイルのテンプレートをダウンロード。
2. テンプレートをコピーして2枚のレイヤーを作成。
Elementsで開くと、ファイルが「背景」になっています。ダブルクリックしてレイヤーに変換。
枠線をコピーして2枚のレイヤーにします。(ショートカットキーはCtrl+J)
3. 枠線内を透明化

テンプレートの枠線だけを残して、内側を透けた状態にします。
透明にする、つまり透過です。
お絵描きする人たちがよく使う言葉ですね。画像を合成する際には必須です。
自動選択ツールで枠線内部を選択します。クリックすると自動的に枠線ギリギリまで選択してくれます。
次にメニューバーの「編集(E)」のプルダウンメニューから「カット(Ctrl+X)」を実行します。
内側の白い部分が切り取られ、透明になります。
4. 画像を挿入

2枚のレイヤーの間に、挿入したい画像を入れます。
まずは新規で挿入したい画像を開きます。
開いた画像を全選択(Ctrl+A)、コピー(Ctrl+C)。

テンプレートの中に貼り付け、縮小、移動して位置を決めます……ですが、枠線にかからないように画像を正確に張り付けるのは難しい。
テンプレートを2枚にして、上側を透過した理由はこれです。
透過した枠を上から被せれば、正確に枠線の中に画像が収まります。
5. 文字入れ

右側の枠にはサークル名のみ入れることになっています。(申し込みの決まりです)
なお、ここに書いた頒布物は予定です。
6. サークルカット完成

一番上の枠線だけになっているレイヤーを表示すると、綺麗に枠線内に画像がはまり込んだサークルカットの完成です。
オンライン版カタログではカラーのカットが掲載されるので、これはこれで保存しておきます。

オンライン申し込みでアップロードする際にはグレースケール化する必要があるので、「イメージ」のプルダウンメニューから「モード」、「グレースケール」を実行します。
7. サークルカット完成

グレースケール化したサークルカットをPNG形式で保存して完成です。
アップロードしたら申し込み完了です。
※グレースケール化したサークルカットのアップロード後にオンラインカタログ用カラー版をアップロードするように誘導されます。
カラーはあってもなくても問題ありません。
PNG透過でサークルカット作成のまとめ
以上が枠線内に画像を挿入、グレースケール化までの手順でした。
つまりは綺麗に枠線の中に画像を収める方法なので、画像一般に使える汎用性の高いテクニックです。
複数の画像を合成したり、名刺を作ったりするときに活きますよ。
それではごきげんよう。
✚サイコ✚
使ったもの
Adobe Photoshop Elements 2019(最新)|日本語|Windows/Macintosh版
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