パンプスカバーの作り方――ジャストサイズのカバーをつくる方法

パンプスカバーの作り方 HOW TO

ごきげんよう。
コスプレ用の靴の方が普段使いより多いサイコさんです。

今回はぴったりフィットするパンプスカバーの作り方です。
型紙をどう正確に取ればいいのかの悩みを抱えている方のお役に立てば幸いです(_’ω’)/
ジャストサイズなので、アイドル衣装のパンプスなどすっきりした印象ものにおすすめ。

カバーだけ作るパターンと、靴底までつくるパターンがあります。
デザインと撮影場所の足場によってどちらを採用するか選んでください。

パンプスカバーの良いところ

  • ベースのパンプス一足で色違いのパンプスが作れる。
  • 畳める&軽い。

パンプスカバーの作り方

基本はブーツカバーの作り方と考え方は一緒ですが、よりシビアに型紙を作っていきましょう。

用意する物

  • 生地
  • 養生テープ(透けるタイプ)
  • 靴底(粘着タイプではないもの。靴底まで作る場合に必要。)
  • 5mm幅のゴム 10cm

作り方

  1. パンプスに養生テープを貼り付ける。
  2. みっちり隙間なく張りましょう。
    浮いている部分は潰して、また上からテープを貼ります。
    パンプスカバーの作り方

  3. パンプスの形を書く。
  4. 養生テープの上から、パンプスの形を書き取ります。
    今回は踵は除いて足をいれる部分だけ作っています。
    踵は直接布を張った方が綺麗に見えます。

    パンプスカバーの作り方

    ジャストサイズで書き入れる。

  5. 養生テープの型紙を、紙に貼り付ける。
  6. 型紙を丁寧さでシルエットの8割が決まります。

    さきほどのテープを、紙にぺたっと潰して貼り付けます。
    ぽこぽこ盛り上がるところもなるべく潰して。

    ところで、どうして盛り上がる箇所が発生します。
    つま先が特に盛り上がっていますね。
    こういうところは、はさみで養生テープを切り開いてしまいます。
    養生テープは剥がれやすいので丁寧に。
    踵、内側、つまさきで切ると作業がしやすいです。
    パンプスカバーの作り方

    貼り付けるとこんな感じ。

    この型紙のつま先部分をつなぎ合わせます。
    足りない部分はなめらかになるように書き足します。
    あとでつま先部分が合わなくならないかな?との心配はご無用。

    ここまでで、型紙が完成しました。
    一度、靴に当てて、サイズの確認をしましょう。

  7. 布を切りだす。
  8. 布を縫い合わせ、カバーの形を確認。
  9. 型紙と布を切ったとき、両方でこまめに形を確認するのがぴったりシルエットのコツです。

  10. カバーの縁の処理。
  11. このままですとカバーの縁がふにゃふにゃしがちです。
    それでもOKな方は以下を飛ばして、端処理をしてください。

    履き口の縁に張りをもたせてよりパンプスらしさを出したい場合は次の処理をします。

  12. 履き口をバイアステープでくるむ。
  13. こういった芯入りのパイピングテープが楽ですが、色が合わない場合はパイピングテープを応用しても作れます。

    バイアステープを用意します。
    パンプスカバーの作り方

    バイアステープは1cm幅に作り、縁をくるみます。
    このままですと、バイアスの縁が立ってしまうので、二つに折りたたんで縫います。
    こうすることで強度がアップして、パイピングの代わりになります。
    縁がぴしっとするのでよりパンプスらしくなりました。
    バイアス処理

    靴底をつけないでいい場合は、カバーの端を整えて完成です。
    浮く部分は両面テープなどでパンプスに貼り付けます。

    靴底を作る場合

    以下は、靴底をつける場合です。
    外ロケで使用する場合でも耐えられるように考えています。

    ダイソーの靴底を使いました。
    柔らかいので針がすいすい通ります。

    では続きへお進みください。

  14. パンプスの底の形に靴底を切る。
  15. パンプスに当てて、靴底をジャストサイズに切ります。
    上からゴムが見えないように、縫い代分も込みでジャストサイズにしています。

    pumps-cover

    ジャストサイズに切ります。

  16. 穴を開ける。
  17. 切り出した靴底に孔を開けます。
    目打ちでOK. 滅多に破けたり裂けたりしないので安心してください。
    間隔は1.5cm程度です。
    穴を開ける理由は、糸が通しやすいのと、縫うときのガイド代わりです。
    pumps-cover

  18. パンプスに布をあわせる。
  19. つま先から布をあわせます。
    しわが寄りやすいので、ひっぱりながら、なだらかにします。
    良い具合になったらテープで仮止めします。
    つま先をぐるっと囲むように張ると安定します。
    pumps-cover

  20. カバーと靴底を縫う。
  21. 布を引っ張りつつ縫います。
    引きが緩いとぶかぶかになりますので注意です。
    pumps-cover

    縫うのはパンプスの底の一番太い部分までです。
    踵に向かって細くなっているので、細い部分まで縫うとカバーが外せなくなります。
    目打ちを当てている部分が一番太い部分です。ここまでを縫います。
    pumps-cover

  22. 更にパンプスにフィットさせるためゴムをつける。
  23. 端処理をして、横2本、縦1本のゴムを渡しました。
    サイドがきゅっとしまり、パンプスの底に靴底が沿うようになったのがわかりますでしょうか。
    pumps-cover

    きっちり合わせて縫えていたら、靴底が上から見えていると思います。
    縫い代分込みで、パンプスの底ぴったりに切っていました。
    余分な箇所は切り落としてかまいません。
    切り落としすぎると今度は耐久性に問題が生じるので、見えて困りそうなところだけです。

  24. 完成
  25. パンプスに被せて完成です。
    おつかれさまでした(_’ω’)/
    pumps-cover

まとめ

以上、パンプスカバーの作り方でした。

基本の考え方はブーツカバーと同じですが、ちょっとだけ丁寧に作るつもりで。
単純な形だけに、リカバリしづらいです。

丁寧に型紙を取ること、型紙のチェック、履き口の処理。
以上3点を重視して制作しましょう(*´`)oガンバッテー

パンプスカバーの良いところは、似たような形のパンプスをいくつも増やさないですむため、保管場所の省スペース化になるところです。
なおかつ軽いし畳めるので、荷物を少しでも減らしたいレイヤーさんには試しに作ってみて欲しいです。

コメント

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