【ミシン選び】 コスプレ制作用、初心者向け3万円以下モデル

sawing-machine REVIEW

ごきげんよう、サイコです。

コスプレ衣装を自作したいと思い立ったなら、みんな同じことを考えるはず。

「どんなミシンなら衣装作りに最適なの?!」

楽天やアマゾンをちょっと見るだけでも、ミシンがごっそり出てくるんですよね。
縫い目がたくさんついてるのや、付属品がたくさんだったり、ぱっと見ても何がそんなに高いのかわからない10万円する高級ミシンとか。
初めてミシンを買ったときと、初めてPCを買ったときは同じくらい迷いました。

自作歴13年の私が、コスプレ衣装製作に必要な機能と、最適なミシンを紹介します。

自作する理由

なんだかんだとコスプレ歴10年をめでたく超えましたが、購入した既製品は数着。
それも、布代を切るレベルの安さの衣装だけです。
その上に手を加えたりするので、厳密に「買って着る」ことは今までなかったです。

忙しくてコスプレ休止状態を挟みながらも、楽しくやってこれたのは自分で作る楽しさゆえだったのかなと思います。

私が衣装自作をはじめた理由は次の3つ。

  • 着たい衣装が市販になかった。
  • 既製品が高い。
  • 背が低くてサイズが合わない。

今でこそ既製品の衣装や個人サークルが群雄割拠してますけれど、10年前は人気アニメであっても「買える衣装」はごくわずかでした。

クオリティが同じだったら、いまより3割は高い。
いまでは衣装メーカーも増え、簡単にコスプレができます。
衣装、ウィッグ、小道具、靴まで一揃いで売っているお店までありますから、古参レイヤーには驚きです。

ただ単に節約するためなら、自作するメリットはあまりないです。
既製品で手に入らない、作ってみたいという人はどんなミシンを選んだらいいか、考えるポイントを書いていますのでご覧ください。

コスプレ衣装製作にはどんなミシンがいいのか

結論:家庭用ミシンで十分。

初心者用と宣伝されているモデルの2~3万円のものでもOK。

特に初めてミシンを触るなら、初心者向けとうたわれているクラスを選ぶのが王道かつ正道です。
(また、周りにミシンを教えてくれる人がいるなら頼りましょう。)

はりきって工業用ミシンを買っても、そもそもの目的が違うから衣装製作は務まりません。

工業用の方がパワーがあって合皮もすいすい縫える、という大きな利点があるのですが、一般家庭で「服」を作るには家庭用が向いています。

工業用ミシンじゃなくていいの?

工業用ミシンを使っているよーというレイヤーさんもいますが、そういう人は家庭用ミシンも併用しています。

工業用ミシンは直線縫いが得意な大量生産向きのミシン。
ユニクロのお洋服とか、だだーっと勢いよく縫って作れるパターンのお洋服向けです。

固いデニムやふわふわのシフォンなど特殊な布地を用いることが多いコスプレ衣装は手縫いも珍しくありません。
工業用ミシンは繊細な素材や特殊な素材が苦手なんです。

家庭用ミシンで縫えないものは手縫い。
これは洋裁の宿命。

ちなみにパリコレなどのきらびやかなドレスですが、デザイナーの友人曰く、あれは手縫いの世界だそうです。
服飾専門学校で工業用ミシンに触ったこともなかったとか。

衣装製作に必要な機能と付属品

  • 基本の縫い目(直線、ジグザグ、ボタンホール縫い)
  • ワイドテーブル
  • フットコントローラー

基本の縫い目

衣装製作に使うのは8割、直線縫い。
1割は、布の端がほつれないように処理するジグザグ縫い。
残る1割が、必要に応じてボタンホールを塗ったり、飾り縫いをしたり。
ジグザグ縫いだけでボタンホールをつくれないこともないけれど、目立つ部分なので綺麗に縫える「ボタンホール縫い」を使ったほうが良いです。

※コスプレ衣装において、飾り縫いの出番は少ないです。
 キャラクターの衣装にぴったりの飾り縫いが備わっていることはまずありません。
 ライン状の模様をつけたい場合は「ブレード」という飾り用のテープを縫い付けます。

付属品のフットコントローラーとワイドテーブルがついている機種を選びましょう。
買い足せるメーカーもありますけど、買い足すのは高くつきます。

ワイドテーブル

ワイドテーブルは、布を乗せる台を広げるアタッチメント式のテーブル。
(足つきの大きなミシンを乗せるためのテーブルも同じ名前で売ってます。日常的にミシンを使う人以外は不要。)

ぞうきん縫い程度ならワイドテーブルはいらないけれど、スカートなど大きな面積の衣装を作るときに、ワイドテーブルがあると布さばきが断然楽です。
意外かもしれないけど、縫ってる途中の布がミシンの下にひっかかったりするんですよ……。
テーブルがあるとそういう小さいストレスの積み重ねでイライラすることから解消されます。
小さいストレスをいかに回避するかが衣装製作のコツです。

フットコントローラー

フットコントローラーというのは、足でスイッチオンオフをするコントローラー。
メリットは、重い布を縫うときには両手で布をしっかり押さえて縫えること。
フットコントローラーに関しては、慣れれば手元操作だけでも問題ありません。
洋裁に慣れても、よくすべる生地や針がうまく刺さらない生地のときには、両手で布を押さえて縫うので使った方が楽な場面が多いですね。

コスプレ衣装向き家庭用ミシンのおすすめ

通販でミシンを買うなら、楽天は価格が良心的です。
アマゾンで探すと高い。

はじめてミシンを買うことを前提に「2~3万円以下」のおすすめミシンを各メーカーからピックアップしました。

ブラザー

 

 

価格:27864円
初心者おすすめ度:★★★★★
衣装製作向き度:★★★★

メリット:ユザワヤとブラザーの共同開発商品なので、かゆいところに手が届く調整。価格に対してできることが多い。
     下糸を引き出す手間がない。
デメリット:デニムも縫えるとは書いているけど、分厚い生地は苦手。薄すぎる生地もひっかかる。

ブラザーとユザワヤが共同開発した「アニュドールブランⅡ」。

私がいま使っているのもアニュドールブランⅡです。
ユザワヤと共同開発したというだけあって、洋裁に必要な機能・付属品をそろえています。
しかも価格が3万円以下。これはお値段以上ユザワヤ。

とくに初心者はブラザーがおすすめです。
説明書も初心者を前提にしたフォローがされています。

ユザワヤの通販ページに「初心者向け」と書いてありますが、コスプレ衣装製作での機能はレイヤー歴が長い人にとっても十分です。
酷使してますが、問題なく動いてくれるかわいい子。
電子パネルも良好ですよ。

ジャノメ

 

 

価格:29800円
初心者おすすめ度:★★★
衣装製作向き度:★★★★

メリット:二色縫い可
デメリット:初心者が使いにくい機能が多い。縫い目が少ない。

現時点(2018年4月)でジャノメ家庭用ミシンでの一番人気はこれ。
先にあげたユザワヤ&ブラザーのミシンとほぼ同じ価格帯です。

ミシンのパワーはジャノメがトップクラスです。

メリットである「二色縫い」の出番ははっきり言ってほぼないです。
洋裁やってて二色縫いが必要になった場面が一度もありませんでした。
できるなら試しに使うかもしれませんけどね。

これと比較すると縫い目が70種類あるアニュドールブランがいかにお買い得機種かわかりますね。

【追記 2019/2/17】
現在はジャノメの家庭用ミシン(上位機種)を使っていますが、パワーが以前のブラザーとは桁違いです。
上位機種という理由もありますが、布送り、針を刺す力、ともにスムーズです。

シンガー

 

 

価格:30651円
初心者おすすめ度:★★
衣装製作向き度:★★

メリット:かわいい。インテリア。
デメリット:高い。

若干3万円超えました。でも消費税抜いたら3万円以下だから。
デザインのかわいさで選ぶなら老舗のシンガー。
アメリカの片田舎の喫茶店の隅においてありそう。
足踏みミシンをイメージしたアンティークモデルも毎年のように新作を出しています。

デメリットは

  • 高い
  • 縫い目パターンが少ない

高いミシンほど、機能が多いとは限らない典型がシンガーのミシン。
同じ値段だしたら国内メーカーのどのミシンも上級者向けモデル買えますよ!!!

めちゃくちゃカワイイんですけど完全にインテリア。
直線縫い用として使って、飾り縫いは別のミシンで……という使い方でしょうね。

アンティークな部屋の雰囲気に合う~と、最初こそ欲しかったのですが……。
値段と実用性では国内のミシンに軍配があがります。

でも老舗だけあって、丈夫とは聞きますね。
ミシンは単純な構造のものほど壊れにくいので、シンガーの超単純モデル(1万5000円前後)はお買い得です。
二台目が欲しいなら以下の機種を。

 

 

昭和後期のレトロ感漂うフォルムがかわいい。
ド基本の縫い目のみですが、見た目が気に入ったらこっちもおすすめ。

NGミシン

ハンドミシンは安いけど止めましょう。
あれはママが雑巾ぬったりするのに使うようなものです。
あるいはイベント現場で緊急の補修をするときに使ったり。

衣装をいちから作るなら、家庭用ミシン一択ですよ。

サイコさんの再推しミシン

ユザワヤ&ブラザーのアニュドールブラン。

コストパフォーマンスが最高の機種。

衣装に飾り縫いは使わないとは言ったけど、普段の手芸では出番があるのでわりと使います。
刺繍用ミシンが欲しいほどじゃないけど、刺繍っぽい飾りをしたいな~ってときがおそらく来ます。
縫い目が多いモデルを最初に買っておけば、あとあとの後悔がないですよ。

それではよいコスプレライフを。

✠サイコ✠

コメント

  1. […] は家庭用でも高機能かつ価格も3万円以下のブラザーのものです。 縫い目を0.5mm単位で調整できるので重宝しています。 【参考: 【ミシン】 コスプレ制作用、初心者向け3万円以下モデル】 […]