ごきげんよう。サイコです。
10年以上使ったペンタブがとうとう壊れて、ペンタブをリニューアルしました。
イラストレーターの友人によると、ペンタブは消耗品だそうで、10年も使うものではないらしいです。
長年使われてペンタブくんも満足していることでしょう。
イラストを描くためのペンタブばかり
以前使っていたものと同じくワコムのペンタブレットがいいかなあ・・・とHPを見たところ、イラスト描きを想定したラインナップ。
付属ソフトも良い物で、セミプロに応えるような高機能の製品が並んでいます。
でも、違う。
目的はコスプレ写真の加工!
イラスト向きの液タブとか、Bluetooth搭載とか、正直に言って必要ないのです。
Bluetooth接続は若干不安定になるし、重いコスプレデータを編集することが多いと、接続などの負担はできる限り減らす方が安心できます。
脆弱なXP時代にPCがフリーズしてデータが飛んだことが何度もあるので、PCの負担を軽くする作業環境作りは大事です。
コスプレ用に購入するペンタブの条件としては・・・・・・
- シンプル機能
- 作業画面と、ペンタブの描画スペースがほぼ同じ
- マウス代わりに使える
この3点ですね。
シンプル機能
Bluetooth仕様でUSB接続不要というのは一見便利そうですが、接続の不安定さが報告されてます。
PCのメモリに余裕があればいいのかもしれませんが、ノートパソコンだと若干心配ですね。
私のパソコンはマウスでカスタマイズしたメモリ8GBのノートパソコンですが、写真データの詳細な編集(レイヤー多重使用状態)だと、アンドゥ連続したときにたまに画面上にぐるぐる丸が回り出します。
Bluetooth接続でコードが煩わしくないのは心引かれますが、安心感と安定感が最優先ですよね。
データが飛んだときの絶望感と行ったら・・・。
マウス代わりに使える
ペンタブは繋ぎっぱなしで、マウス代わりに使っています。
私も昔は必要なときだけ出して使っていましたが、インターネットのブラウジングですらペンタブがないともう不便で仕方がないです。
画像編集のときだけペンタブ使う~という人はマウスやタッチパッド代わりに一日試してください。
世界変わります。
ペンタブなしには戻れないです。
常に出しっぱなしでも構わないような、邪魔にならないサイズとデザインのものをオススメします。
昔の私は何を血迷ったか、ピンクの可愛らしいデザインにしました。
多分、モテ色ピンクとかそういう言葉に踊らされたんだと思います。
しかし、本当にちいさいですね。
バリバリ作業するのには向かないサイズでした。
作業画面と、ペンタブの描画スペースがほぼ同じ
ペンタブレット側の大きさは作業のしやすさに関わります。
もちろん細かい修正は拡大して作業すれば良いのですが、作業範囲が広いと拡大の回数が減ります。
作業時間の短縮につながるので、ペンタブの大きさは重要です。
作業面が大きいほうと小さい方で迷ったら、大きい方を買え!と背中を押してもいいくらい。
サイコさんはですね、ずーーーーっとBambooを使ってたんですよ。
中学生がお小遣い貯めて買うような小さい入門編の「Bamboo」という機種でした。
とっくに廃盤らしいです。
小さいけれど「作業できるし」とずっと使い続けていましたが、不便も感じていました。
ついに壊れてしまい、決意の買い換えです。
コスプレ加工のために買ったペンタブ
XP-Pen ペンタブ バッテリー充電不要 8192レベル筆圧 8個エクスプレスキー 10*6.25インチ Deco01
5999円です。安っ。(2018/06/13現在)
Amazonでメーカー直販。保証1年付きというところも安心できるポイントです。
XP Pen DECO01 外観
Amazonのいつもの箱を開けたらスタイリッシュなパッケージがこんにちは。
意外にも薄い。
スライドさせて外箱を取り出します。おしゃれ。
もっとおしゃれな仕掛けがあった~!
内側の箱は横開き。ワクワクさせる仕掛けが詰まってますね。
ペン立て内部に替え芯が入ってます。
ざらっと入ってるんじゃなくて、一つ一つの場所が作られています。
おしゃれ極めたペンタブが来ましたよ。
USBコードを束ねるテープはしっかりしたものです。繰り返し使えるタイプ。
細かい点まで行き届いてます。
人差し指と中指を揃えてビームを出すキャラがつけていそうなグローブが入ってます。
CV.石田彰だと思いますがいかがでしょうか。
グローブをつけるという習慣がなかったので、初めてのグローブです。これも付属されるとは・・・。
画面に手を擦るのが気になっていましたのでありがたく使います。
ペン先とボタンがついています。
ボタンのデフォルト設定は「右クリック」と「消しゴム切り替え」になっています。
ペンの反対側には特に機能なし。
ひっくり返して消しゴムに変える・・・というペンもありますが、以前のペンタブでその機能は全く使いませんでした。
持ち帰るよりキーボードショートカットで切り替える方が便利なんですよね。
このペンではボタンで切り替えが出来るのでより作業が楽です。
四隅の角が光っているような発色をしています。
面をハンドクリームを塗った手で触り、手の痕がついてしまいました。
汚れ防止シートが欲しいところ。
古いペンタブからの乗り換えなので描画スペースが広くて快適です。
はがきサイズの描画スペースで作業している人は大きいペンタブに買い換えした方が良いですよ。
狭いスペースでちょっとずつ作業していると肩こりの原因にもなりますし。
私は肩こりがひどいのですが、長時間作業で余計に悪くしたことがあります。
英語の説明書読むのがめんどうでもマークで把握できるという心配り。
紙の説明書はしっかり日本語対応でした。
メリット
高い筆圧検知力
筆圧検知力(筆圧レベル)が8047と高いため、さらさら描けて快適です。
デメリット
Amazonのレビューでも同様の言及がありましたが、板にペン先を戻した際の反応が、ワコムに比べると若干遅いかも。
コンマ数秒の差ですが。
ただ、ワコムの最もシンプルなタイプ「Amazon限定エントリーモデル One By Wacom」と比較しても、DECO01に軍配が上がります。
筆圧レベルが段違いです。
それぞれの筆圧レベル
- DECO01:8192
- ワコム:2048
筆圧レベルの違いで起きることは、「軽くタッチしてペン先を抜く」ことが出来るか否かです。
ざっくりとマウス代わりの動きをする際には感じませんが、小さなシミやほくろなど肌の微細な修正を繰り返す際には「抜く」描き方が必要になります。
また、名刺を作るときによく使う「人物の切り抜き」でもペン先を抜く技術の出番です。
openCanvas無料プレゼント!
初心者から上級者まで幅広く対応できるwindows専用ペイントソフト——openCanvasのシリアルナンバーをご購入されたお客様にもれなく無料で差し上げます! ご購入されたお客様はご注文番号をXP-Penサポートまでお知らせください。
いまは驚きのキャンペーンをやってまして、openCanvas(通常6800円)が付属されます。
どれくらいお買い得かというと、ワコム Intuos smallの金額≒このペンタブ+openCanvasの合計金額です。
OpenCanvasを愛用する絵師さんも多いですね。
写真用ソフトではないので、出番は限られますが邪魔になるものではないですから、貰っておきましょう。
ダウンロード用のコードをメールで問い合わせる必要があるので、それだけがすこし面倒かも。
最初からついて送られてくると楽ですけれど、メールだけで済むのでそれはそれで楽です。
XP-PENの公式サイトのお問い合わせにメールもスカイプチャットも完備されています。
Amazonには問い合わせ窓口について書かれていないので迷いますが、メールでもチャットでもどちらから申し込んでも良いようです。
DECO01使い心地
繰り返すようですが、快適です。
大きい板で、さらさら描けることがこんなにもすばらしいことだとは・・・・・・。
長年愛用していたBamboo funの筆圧レベルは512。
何を使っても快適じゃない?と言われても仕方ないような差ですね。
ヨドバシカメラでペンタブの試し書きをするたびに買い換えるか迷っていましたが、やはり変えて良かったです。
ペンタブが壊れてから一月ほどマウスで写真編集していましたので、改めてペンタブの良さをかみしめています。
コスプレ写真加工には液タブほどの高性能は必要ありませんが、やはりPCのタッチパッドでは厳しいです。
逆によく編集できたなあと感心します。
以上、コスプレ写真編集向きペンタブ「XP-Pen Deco01」のレビューでした。
ごきげんよう。
╂┼ サイコ ┼╂
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